Scott Sellers / Being Strange
【アーティスト】Scott Sellers
【タイトル】Being Strange
【発売年】2019年
【お気に入り度】★★★★☆
こういうテイストのジャケって、当たりが多い気がする…からの大当たり。
異常値な爽快感と疾走感。
そんでもって絶妙な青臭さが堪らん。
なんなのこのちょっとノスタルジーを感じるPOP PUNK感は。
誰だよコイツら、知らないんですけど。
ググってもワインしか出てこねーし…
どこのステキな若者どもの仕業?
って思ってたら、Rufioのヴォーカルだった人かい!
危うく美魔女に騙される学生になるとこだったわ。
やけに演奏とかやたらしっかりしてるなーと思ってたから、なんかめちゃくちゃ腑におちた。
それにしてもナツいですね、Rufioって。
しかも、ソロなんすね、コレ。
ソロって知ってたら、聴いてなかったかもしれん。
ソロ感は皆無。もはやRufioの新譜。
しかも決定版的な。
隙のない1枚でレベル高いです。
オススメ。
MILLENCOLIN / SOS
【アーティスト】MILLENCOLIN
【タイトル】SOS
【発売年】2019年
【お気に入り度】★★★★★
おいおい、ミレンコリンてこんなよかったっけ?
っていうのが素直な感想。
痺れた〜
#1で完全に引き込まれた。
たまんねーよ。最高過ぎるじゃないか…。
会心の一撃でしょう、このアルバム。
キャリアの長いバンドで、これまでの作品も聴いてきてた。確かに名盤と言われるのもあったけど、個人的に何となく印象に残りにくかったんですよね。なんでか。
「ガーン」となる程の衝撃を受けた曲があんまなかったんですが、今作はアルバム通してハイクオリティ。
ベテランの安定感がハンパないんですが、なんと言っても聴いてて「楽しく」て渋カッコいい。
彼らのキャリアの最高傑作と言っても過言ではないはず。
少なくとも、彼らを聴いてたあの頃から、精神年齢がさほど変わっていない僕にはドンピシャでした。お世辞抜きに全曲良かったもん。
聴く前期待してなくてゴメンなさい。と言いたい。
コレ聴いてみて最高だと感じる人とは、多分好きな音楽の傾向に近しいものがあると感じます。
WOAHNOWS / Young and Cool
【アーティスト】WOAHNOWS
【タイトル】Young and Cool
【発売年】2019年
【お気に入り度】★★★★☆
好き。
ちょっとこういうサウンドを褒めちぎるような語彙力が無いので、逆にシンプルに一言。
うん、まさにUKって感じだ。
程よくノイジーなギターが心地良くて、緩急のついた良メロの嵐です。
一曲一曲が短いのも好感が持てる。
だからヘビーにローテしてしまうのよね。
これ聴きながらドライブとかしたら、何だかオサレな気分に浸れつつアガりそう。
とっ散らかった部屋で起き抜けにタバコ吸いながらボーッとかけるのにも合いそうだ。
現実としては通勤BGMとして専ら使用しているわけですが。
そうだ、これ流しながら掃除とか洗濯したら楽しく出来そうな気もしてきたぞ。
伝えられてる気がしませんが、とにかく最高レベルの出来栄えなのだ。
そこだけ念押ししておきたい。
Lagwagon / Railer
【アーティスト】Lagwagon
【タイトル】Railer
【発売年】2019年
【お気に入り度】★★★★★
ベテランの新作はやはり無条件に嬉しい。
それが快作なら言うことなし。
僕ら昭和生まれ平成育ちで、中高時代に流行っていた「メロコア」からもう一歩踏み込んだ人なら、ほぼ例外なく聴いているであろう彼らの音楽は、今でも変わらず色褪せずです。
ジャケの浮かれた感じからすると、ちょっと暗めというか重めの曲が多いですが、さすがの疾走感で聴かせます。
なんだか色んな感情を呼び起こされました。
#6.Bubble が個人的には特にヤバい。
メロディは明るく爽やかなんだけど、どこか漂う哀愁っていう、こういうのが彼らの真骨頂だと勝手に思ってます。
勿論捨て曲なんてないんだけれども、この曲だけでも聴く価値あり。
あと#11.Auf Wiedersehenとか。
ラグワゴンとバッドレリジョンは、なんだか正座して聴きたくなります。
名盤です。
Strung Out / Songs of Armor and Devotion
【アーティスト】Strung Out
【タイトル】Songs of Armor and Devotion
【発売年】2019年
【お気に入り度】★★★★☆
我々世代がやられるヤツ。
#1を試聴したら買ってしまうよね、コレ。
「ストラングアウトって、メタリック感薄まって随分聴き易くなったよね」って思わせといての#2。これぞって感じのを聴かせてくれます。
久々のまともな作品ですが、期待を裏切らない出来になってます。
ギターが特にカッコいいすね、やはり。
ゴリゴリのピロピロが過ぎるのは、ちょっと胃もたれならぬ、耳もたれするような歳になってしまったんですが、やはり彼らは絶妙なバランス。
若いお酒はアルコールがトゲトゲしくて、年数寝かせたものだと角が取れて円やかになる感じに似てるのでしょうか?
そしてメロディの幅も広がったような気がします。一昔前はもっと単調というか、似たような曲多くて起伏の少ない印象があったけど。
気のせいだったらすみません。
果たして需要があるのか疑問なアコースティックなのじゃなくて、この人達の仕事はここの分野でしょう。
ジャケはもうちょっとどうにかなんないんすかね?この人らのジャケって昔から苦手なのよね、なんか。
それ以外は文句なし。
ちょっとだけ激しいのとか、硬派でテクニカルなのが聴いてみたい人で、怖いのはヤダという人には特にオススメ。
Indoor Pets / Be Content
【アーティスト】Indoor Pets
【タイトル】Be Content
【発売年】2019年
【お気に入り度】★★★★☆
これまた知らなかったバンド。
ほほぅ。イギーポップのお墨付きだと。
何故にイギーポップが出てきたのかはよくわからんし、なんか音楽性もだいぶ違うから逆にマイナスじゃね?とも思うんですがね。
いいね、いい。
モロにパワーポップ!って感じ、わかりやすくて素敵です。どの曲も劇的にキャッチー。
演奏もいいし、メロディも良くて、なおかつVo.がヘナチョコ感漂うのが素晴らしく良い。
こういうの、飽きやすいと見せかけて、私的には定期的に聴きたくなるやつ。
ただキャッチーなだけだったら飽きるけどね。これは大丈夫そう。
広くオススメな1枚かと。
ちなみに、絶対誰か1人はメガネいるだろ?って思ってたら、思った通り黒縁だったぜ。
こういうまで押さえてるとは、なかなかやるな、こやつら。
このままの路線で走ってって欲しいな。
Whoa Melodic / Whoa Melodic
【アーティスト】Whoa Melodic
【タイトル】Whoa Melodic
【発売年】2019年
【お気に入り度】★★★★
タワレコって感じのTシャツっすね。
僕は全く知らないバンドです。
この手のジャンルに基本疎いので、誰っぽいとかも思いつきません。
どんな経緯で聴いたかとのかは定かではありませんが、サブスクで何かの関連で出てきたのでしょう。
基本CD買いたい派ですけど、そういうところはいいよね。便利だし。意外な出会いに感謝出来る。
で、たまにはこういうキレイなのも聴きたくなるのであります。
バンド名に「Melodic」とか入ってると弱い。
これで全くメロディアスでなければ「名前負けかよ!」と突っ込みたくもなるもんですが、とりあえずグッドメロディ。
これはお酒ではなく、美味しい珈琲が合う感じですね。ホットの方がよいね。
雨降ってる午前中とかに、1人でまったり珈琲飲みながらの読書みたいなシチュエーションに良さそう。良くも悪くも、邪魔をしないのがいい。どの曲もとても心地良い。
ちょっとレトロな音がするような、くたびれたオーディオ機器で聴きたい。
イヤホンとかヘッドホンじゃなくてね。
ということで、結構気に入ってる1枚です。