USELESS ID / MOST USELESS SONGS
【アーティスト】USELESS ID
【タイトル】MOST USELESS SONGS
【発売年】2021年
【お気に入り度】★★★
ベストですか。
そうですか。
90年代後半〜2000年代初期に活躍していた、近しいメロディックパンクやってたバンドにはよくある傾向だと思いますが、音楽性も結構な感じで変わってるから、アルバムとしてはまとまりのカケラもないっすね。
しかしこうやって通して聴くと、比較的ずっと聴いてきたバンドなんだなーと、なかなか感慨深いものがあります。
骨太ロック的なサウンドもかっこいいですが、やっぱりココのは「At Least I Tried」みたいな爽やか系哀愁メロディー炸裂ナンバーが好みだな。なんだか懐かし過ぎてゾクゾクしました。
改めて名曲。聴きかえそ。
もうちょい速かったら尚良しだけども。
ついでにアタリスとかも聴きたくなりますね。
ということで、アルバムとしての出来はベスト盤てことで特にコメントないですが、「At Least I Tried」は名曲だっていうことが再認識出来たという収穫につきる。
Scott Sellers / Influence
【アーティスト】Scott Sellers
【タイトル】Influence
【発売年】2020年
【お気に入り度】★★★★★
我々アラフォー世代でこの手の音楽が好きな人には反則な1枚。
ジャケの通り90年代を代表するバンドの名曲をカバーしてる作品なんですが、そのカバーの仕方がまた素晴らしく良い。
疾走感溢れる90年代のPOP PUNKそのもの。
大抵こういう企画ものは聴いてて不満のある曲が何曲かあるが、見事にない。
選曲も良い。
とりあえず懐かしい。
2020年で1番聴いたかもしれん。
カバーアルバムみたいな企画ものは、年間ベストから外しておきたいんですが、良いから仕方ないこととしてベスト10は確実。
CHARMER / IVY
【アーティスト】CHARMER
【タイトル】IVY
【発売年】2020年
【お気に入り度】★★★
うーむ。
どうやら俺は「エモ」とカテゴライズされる音楽が苦手なようだ。
思えば昔からそうなんだ。
GET UP KIDSとか、良い良いと言われて買ってたけど、正直好きだと感じたことないもんな。
で、このバンド。
初めて聴いた。
イントロこそ「お!」と思う曲が多いんだけど、演奏も割と好みなんだけども、なんだかメロディが好きになれん。
とりあえず、やたら語尾伸ばしがちよね。
「…ウェーーー」とか、
「…スウェーー」とか
「…ァーーー」とかさ。
結構しっとりめな曲が多いですが、バリエーションには富んではいると思う。
完全に好みの問題。
俺はあまり好きでない。それだけ。
冒頭に記しましたが、GET UP KIDSとかに良さを見出せる人にはハマるのかもしれません。
Beach Bunny / Honeymoon
【アーティスト】Beach Bunny
【タイトル】Honeymoon
【発売年】2020年
【お気に入り度】★★★☆
悪くない。
良くも悪くも普通の女性ヴォーカル。
変にカッコつけてない、テクってない、ストレートな歌い方が良い。
サウンドもシンプル。
なんか甘酸っぱいとか、キャッチーっていう触れ込みを見かけるけど、個人的にはあんまりそんな印象は受けなかった。
好みではないけど、売れるだろうねー。
Pennywise / Never Gonna Die
【アーティスト】Pennywise
【タイトル】Never Gonna Die
【発売年】2018年
【お気に入り度】★★★★
変わらんなぁ、ペニーワイズは。
聴いた瞬間に「あ、ペニーワイズ」ってわかるもんな。
相変わらず横ノリ系スポーツというか、エクストリーム系スポーツみたいなのにピッタリの全速力で突っ走るようなサウンドです。
彼らの楽曲は、頭に残らないんですよね、僕。
良い意味で。
勿論、カッコいい曲も多いんですけど、頭の中をメロディが駆け抜けていくような感じ。
口ずさむようなキャッチーさ1曲1曲にはないんだけども、だからアルバム通してツルッと聴けちゃう。
そういう意味でもスポーツとの相性はいいのかもしんない。
映画は頭をあまり使わないアクション系が好きなんですが、そういう感覚に似てるかも。
Vo.も初期?の頃のジムに戻ったらしいですね。何となく90年代頃の彼らの印象を受けたのには、ここにも理由があるのかもしれません。
St. Plaster / St. Plaster
【アーティスト】St. Plaster
【タイトル】St. Plaster
【発売年】2019年
【お気に入り度】★★★★★
そうそう、こういうの!
って言いたくなるヤツ。
90年代の正統派メロディックパンクといったところで、僕ら世代でNUFANとかNOFXを始めとするFAT系やBad Religion、Pennywise等のEpitaph系に熱くなったなら、ドンピシャで間違いないヤツ。
曲の引き出しも多くて素敵。
ポップめな曲も、少しハードな曲もどっちもセンスある。
同じフレーズ繰り返すのが好きなんすかね。そういう曲が何曲もあったけど、非常にカッコいいです。
衝撃的な程に素晴らしい出来なんですが、2019年限り?の活動らしいですね。
なんとも残念。
激しくオススメ。